皆さん、こんにちは!
私事ですが、先日申請したマイナンバーカードの取得申請をしました。
マイナンバーカードやマイナポイントの取得までの手順、今回発生したトラブルについて役に立つ方もおられると思いましたのでご報告します。
マイナンバーカードを取得するかどうか?
マイナンバーカードの制度が出来たのは2016年からにもかかわらず、取得率が一向にすすまない、というのは、当該制度のメリットを十分に国民に知らせることができていない、もしくは、あまりメリットが感じられてこなかったということではないかと思います。
身分証明書になる!についても、もう既に免許証や健康保健証があるし、逆に紛失等のリスクがあり、ずぼらな私には管理することが面倒くさいので、あまりメリットを感じられず、マイナンバーカードの取得をしていませんでした。
総務省による令和4年3月時点のマイナンバーカードの交付率は4割ということです。
会社にて聞き取り調査を行ったところ、もう少し少ない割合でした。3割程度。
そんな私がマイナンバーカードを取得しようと思った判断過程は以下の通りです。
・住民票がコンビニで取得できるようになる
これがどれほどのメリットになるか微妙何ですが、たまーに住民票の提出が必要な機会がありますよね。
会社を休んで役所に向かった記憶がありました。これが手軽にコンビニで取得できるようになるのであれば、かなり生活に役立ちますね。
ですが、年1回あるかどうかなので、やはりマイナンバーカード取得は気がすすみません。
・確定申告を自宅パソコンにて出来る
ふるさと納税大好き、また、医療費もここ2年10万円超えていますので、確定申告をしています。
今までは、パソコンで確定申告書を作成した後に、プリンターで印刷し、税務署の時間外収受箱(ポスト)に投函していました。
ポストへの投函が要らなくなるメリットはありますが、あくまでも年1回のことですし、マイナンバーカードの現物を管理するデメリットと比べると、取得の決定打にはなりませんでした。
・保険証に代用、コロナ給付金の申請ができる
保険証は医療機関の対応が出遅れており、使用できない病院も多いし、補助金の申請場面も少ない。それだったら、まだ、住民票取得の方が機会は多い。
・マイナンバーカードを取得した理由
ということで、メリットを十分に感じられず、私はマイナンバーカードの制度は知りつつも取得を今まで見送っていました。
それでも、私がマイナンバーカードを取得した理由は、ポイント還元2万ポイントが決め手です。
マイナンバーカード総合サイト (kojinbango-card.go.jp)
家族3人×2万ポイントの6万ポイント。年間6万円を株式投資で稼ごうとすると150万円の自己資金を用意し、1年間株価変動リスクに晒されながら、高配当株に投資してようやくゲットできる金額です。
それをそれほど手間をかけず、しかも費用なしで貰えるなんて、いや、国から貰っているものではなく、私達が納めている税金が原資のため、これは回収しなければならないのです。
という判断過程により私はマイナンバーカードを申請いたしました。
マイナンバーカードの申請方法
だいぶ前に市役所から届いた『個人番号カード交付申請書』にあるQRコードをスマホで読み取り、画面に従い必要事項を入力の上、スマホで撮った顔写真を添付し送信します。
『個人番号カード交付申請書』が見つからない人は、インターネットよりダウンロードすることができますが、必要事項を記入し郵送による申請になり、顔写真のプリント費用が掛かります。
マイナンバーカード交付申請 – マイナンバーカード総合サイト (kojinbango-card.go.jp)
割と簡単に、家族3人分の申請手続きが終わりました。
子供の申請は私が、妻の申請は妻のスマホにて行いました。
申請後、マイナンバーカードの出来上がりまで1か月程度ということでした。
マイナンバーカードの受け取り
一つ目の砦(本人確認)
マイナンバーカードのオンライン申請後、1か月程度たち、市役所より受け取りの通知(交付通知はがき)が自宅に届きました。
受け取りは基本平日のみの市役所の空いている時間になりますが、市役所のホームページ確認すると、月2回程度は日曜日も空いているようです。
私も休日の開庁時間を利用し、マイナンバーカードの受け取りにいきました。
(受け取りに必要な書類)
・交付通知ハガキ
・本人確認書類
・通知カード
ここで厄介なのが、本人確認書類の提示です。
本人の場合であれば、免許証、パスポート等、顔社員のある身分証明書があればOK。
次に、健康保険証の場合は、その他身分を証明するもので「技あり合わせて一本」となります。
私と妻は運転免許証があるので、そちらを提示してクリアしましたが、困ったのは子供。
いつも健康保険証を提示していましたが、公立の小学生であり学生証はない。パスポートもなく、乳幼児等医療費受給証もない。
係員に相談したところ、母子手帳があればよいということ。
マイナンバーカードは発行してしまうと、免許証などと一緒で身分証明書になるので、本人確認のための手続きが厳格になります。
でも、市役所なんで、住民票により親と子の関係は把握することができるはず。
運転免許証により、親であることを確認ができた時点で、子供のマイナンバーカードを渡してもよいのでは・・・と思いました。
融通がきかない、役所の一面が現れました。
係員の人には何の罪もないので(逆に休日出勤ご苦労様です)、本日は私と妻のみマイナンバーカードを受け取り、子供のマイナンバーカードは後日とすることにしました。
私と妻は係員の方の説明に従い、手続きを進めました。
二つ目の砦
次の砦は「暗唱番号」多すぎ問題・・・
①の「署名用電子証明書暗証番号」は、6桁~16桁の数字と英大文字にて設定します。
②~④は4桁の数字になります。
これをそれぞれ設定する必要があります。
「これは面倒くさい・・・」
ちなみに、①は5回間違えるとロック、②~④は3回間違えるとロックされてしまい、市役所にロック解除の手続きが必要になります・・・
つまり、②~④の暗唱番号は間違えることができるのは2回目まで・・・
これは暗唱番号忘れて、結局住民票の発行のために市役所に出向かなければならない人が増えそうです・・・
つなみに電子証明書の有効期間は取得後5回目の誕生日まで、5年に1度は更新のために手続きが必要のようです。
「めんどくさい・・・」
必要書類の提出および暗証番号の設定により、私と妻のマイナンバーカードをもらうことができました!
3つ目の砦(マイナポイント取得のための手続き)
当市役所ではマイナンバーカードの受領のほか、マイナポイントの取得のためのサポートもしてくれました。
自宅でも出来るようですので、以下のリンク先を参照です。
マイナポイントのご案内 – マイナンバーカード総合サイト (kojinbango-card.go.jp)
マイナポイントのキャッシュレスサービスとの紐づけですが、私は楽天カードに設定、妻は関西スーパーでチャージできる楽天ediに設定しました。
キャッシュレスサービスにより、申請方法が違うようですが、係員の方の丁寧な説明により、何とか紐づけすることができました。
楽天カードの場合は、「楽天e-NAVI」にログインし、画面のすぐ下にある「マイナポイント申込」により、紐づけのための必要な番号を確認することができました。
7500円相当のポイント取得のための健康保険証との紐づけについても合わせて実施していただきました。
まとめ
ポイントをエサに、まんまとマイナンバーカードを取得しましたが、現物管理や更新に関する手間、コストも相当程度かかってしまいそう・・・
しかし、マイナンバーカードの交付率が高まっていけば、マイナンバーカードを前提とした公共サービスなども今後増えていきそう。
当面は、最終の預金口座紐づけによるポイントゲットまで、油断せずに情報をキャッチアップしていきたいと思います。