皆さん、こんにちは!
本日は、2021年から始めた株式投資にて、トピックスがありましたので記事としてまとめます。
2021年の夏のボーナスで購入した日鉄物産が親会社である日本製鉄に1株9300円で公開買付:TOB(Take Over Bid)するというニュースが、2022年12月21日に公表されました。
日本製鉄、日鉄物産に1株9300円でTOB 連結子会社化へ | ロイター
当該プレスリリースにより、日鉄物産の株価は急上昇し、5000円弱で購入した株が9200円超になりました。
日鉄物産の株は、高配当株銘柄で購入したものが、思わぬ形でキャピタルゲインを獲得することになりました。
でも、株価自体は大幅に上昇しているものの、公開買付って、どのようにしたら換金できるのか、何か手続きをしないといけないのか、わからないことだらけのため、調べました。
換金手段は2つ、「公開買付期間の前に市場で普通に売却する方法」と、「公開買付に応じる方法」があります。
「公開買付期間の前に市場で普通に売却する方法」を取りたいと思います。
公開買付価格9,300円より少し安くなる(指値は9,250円で)、また、売却手数料も少しかかる(楽天証券の場合は数百円)かもしれませんが、
それ以上に「公開買付に応じる方法」のデメリットを感じたからです。
公開買付にて証券会社に支払う手数料は無料のところが多いですが、応募は日鉄物産の指定する主幹事証券に株式を移す必要があり、口座開設の手続きをしなければならないからです。
むやみに証券会社の口座を持つことの抵抗と、手続きが面倒くさいということもあり、9250円ぐらいで市場で売却できるのであれば、早期に資金回収し、別の高配当株式に投資したほうがよいのではないかと考えました。
とりあえず、本日楽天証券に売却の注文を行いたいと思います。
人生初めての株式の売却、取引の確定の経験になり、少しだけ胸が高鳴ります。
(なぜ、親子上場株式は問題視されているのか)
親子上場というのは、親会社と子会社それぞれの株式が上場しているということです。
世の中的に親子上場は問題視され、親会社である日本製鉄のように子会社株式の上場を廃止するためにTOBをする会社も増えています。
それでは、なぜ親子上場株式は問題視されているのでしょうか。
一番は海外投資家の目、評価を気にしてということです。
海外では親子上場の事例は少なく、海外投資家は日本の親子上場関係について良い印象を持っていません。
子会社の株主の観点から、親会社という立場を利用し、子会社の株主の損をする親会社有利の戦略をとる可能性があること、
親会社の株主の観点からも、子会社が上場していると、子会社の独立性を認めざるを得ないため、親会社主導のグループシナジーの最大化が取りづらい。
このような観点から親子上場廃止のためのTOBは今後も続く可能性あります。
(売却資金をもとに親子上場株式の高配当株に投資します)
住金物産の成功例に味をしめ、売却資金をもとに親子上場株式の高配当株に投資したいと考えています。
株価2265円(2023/1/23)配当予想100円 配当利回り4.4%
2022年4月に増配を発表してから株価は高水準、最近ではさらに上がり2200円台。
割高かもしれませんので、もう少し株価が下がったタイミングで購入を検討します。
・富士古河E&C(東証スタンダード・1775)富士電機株式会社の子会社
株価3755円(2023/1/23)配当予想150円 配当利回り3.9%
蝶理と同様に株価は高い水準をキープ。もう少し安くなるタイミングを待ちます。
・アイチコーポレーション(東証プライム・6345)豊田自動織機の子会社
株価768円(2023/1/23)配当予想34円 配当利回り4.4%
株価は下落傾向。買いか?
以上、本日は親子上場株の公開買付(TOB)に関する情報発信でした。